数万ページの大規模サイトから数十ページの小規模サイトまで、お客様の運用性を最も考慮したCMS設計が可能です。

Webサイトで効果を上げる為には、Webサイトのデザイン性やコンテンツも重要ですが、それ以上に高い更新性が必要です。現場担当者レベルでの更新作業を容易にし、速やかにWebサイトへ反映させるため、LYZONではCMS(コンテンツマネジメントシステム)の導入を行います。

CMSとは

CMSは、HTMLやCSSなどの専門知識を使わず、Webサイトを運用することができるツールです。CMSを活用することで画像やニュース、製品情報、ブログといった更新性の高いページを誰でも簡単に作成できます。今や多くの企業や、官公庁などで利用されており、価格の応じて製品の性能や機能が大きく変化します。

CMS(Sitecore)の管理画面

LYZONで取り扱うCMS

サイトの規模やご要望により、提案するCMSが分かれております。実装はもちろん、運用中のリプレイスや、製品のバージョンアップにも多くのノウハウを持ちます。詳細情報については、お気軽にご相談ください。

Sitecore

高機能、高価格帯の大規模CMS。MA、アクセス解析、A/Bテスト、パーソナライゼーションなど多数の機能を搭載している。システムは.NETに完全準拠しているため、NETベースの他システムとの連携や基幹データベースを利用したサイト構築(ページ生成)が容易に可能。

WordPress

オープンソース(ライセンス費用が無償)の小規模CMS。全世界で利用されるCMSのうちの6割がWordPressにあたる。豊富なプラグインをカスタマイズすることで高い汎用性を持つ。テンプレートに依存されやすいデザイン性もLYZONでご提案可能。

Movable Type

国内でもかなりのベンダー数を誇る小規模~中規模CMS。主に静的ページを管理するため、セキュリティ性とページ表示速度の高さが強み。クラウド版の誕生により、導入の敷居が下がっている。

CMSを設計するための5つのポイント

ここで、CMSを設計するにあたっての重要なポイントを紹介いたします。
なお、WebサイトをCMSで管理するために行う設計を「CMS化」と称します。

1. CMS化にはレベルがあります

Webサイト構築において、CMSの導入は一般的になりました。しかしCMS化について、レベルがあることは大きく知られていません。CMSでサイトを構築する際に重要になってくるのが「どのレベルのCMS化を目指すのか」になります。

2. CMS化のレベルが高いほうが、構築コストが増えます

CMS化のレベルが上がるほど、構築の難易度が増し、設計の複雑さ、実装のコストが増えます。タイトルやテキスト、画像、1カラムレイアウト、2カラムレイアウトなど、ページの各パーツを運用担当者が簡単に更新できるほど、コスト差が大きく出ます。

3. CMS化のレベルが高いほうが、運用コストを削減できます

CMS化のレベルが高いほうが、構築コストが増えますが、運用費は大幅に削減できます。また、運用費を削減するだけではなく、運用を自社で行うことで結果として対策スピードが上昇し、更新性が高い有益なページとしてSEOの評価が高まります。

4. CMS化は規則性と柔軟性のバランスが重要です

CMS化をどのレベルにするのかは、「どれほどルールをつくるか(規則性、ガバナンス)」、「どれほど自由度を持たせるか(柔軟性、拡張性)」のバランスが重要です。規則性が高いほど、運用の作業量が減り、自由度が高いほど、作業量が増えます。

5. CMS化は誰が運用するのかによって最適なレベルが変わります

CMS化のレベルを決めるにあたって重要な要素として、運用者、更新者がどのレベルの知識や技術があるかに大きく影響します。知識や技術レベルが低い場合、それに合わせて、CMS化のレベルを上げる必要があります。

CMSを導入する前に考えること

CMSを導入する際は専門のコンサルティング会社やベンダーに相談する前に、必ず社内で解決したい課題を洗い出しましょう。
まずは、「ビジネスの障壁がWebサイトに関わることか」を検討します。そして「運用体制などの工夫で改善可能か」を吟味し、人的要因かどうかを判断します。
こうして洗い出された課題の多くは、システムの改修や連携により改善できるため、コストと開発期間を考慮しながら、CMSの導入やリプレイスを検討しましょう。

CMSを導入する前に考えるフロー

導入前のお困りごと、運用方針のご相談は、お気軽にご連絡ください。

あくまでもCMSは、ビジネスの様々な課題を解決する手段でしかありません。
高額な製品を導入したとしても、上手く活用することがきなければ成功とはいえません。反対に安価な製品は、外部システムへの拡張性ない場合や、MAやデジタルマーケティングツールと連携する際に、別途開発費用が必要となり、CMS導入費以上のコストが掛かる可能性があります。

CMSの選択にお困りの際は、ぜひLYZONにご相談ください。