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    1dayインターンシップとは?

    「インターンシップ」というと、どのようなことを思い浮かべるでしょうか?

    興味関心のある業界や企業、職種をより深く知ることができるインターンシップの制度は、近年8割以上の学生の方が参加しており、働くことへの意識を高める、自分に合う仕事・合わない仕事などの職業適性を見極める、視野を広げるなど、参加の理由はそれぞれではあるものの、自身の就職活動の方向性を決めるための重要な経験として位置づいているようです。

    インターンシップの開催は企業側にとっても自社の認知度の向上につながり、就活サイトやホームページだけでは伝えきれない魅力を伝える良い機会であり、入社後のミスマッチの低減や離職率の低下など、非常に多くのメリットがあります。

    そしてそのインターンシップは、企業や職種によって期間や内容がさまざま。

    今回は弊社で開催した「1dayインターンシップ」をご紹介します!

    • 対象
      2025年度卒業見込みの学生を主に対象としています。
    • 1dayインターンの流れ
      まずは会社説明会を行い、そのあと希望種別(営業・Webディレクター・エンジニア)に分かれて各職種の職業体験「ワーク」に取り組みます。
    • 1dayインターンの形式
      オンラインと対面で行っています。
      対面では会社と参加者のお互いの雰囲気も感じられるメリットがある反面、遠方のため対面での参加が難しい方でも参加いただけるよう、7割はオンラインでの開催としています。
    • 業務内容の説明
      ワークを行う前に弊社のWebディレクターが普段どのような業務内容を行っているのかを説明します。

    Webディレクターの業務

    「Webディレクター」と一言にいっても、企業によってその役割の幅は異なります。

    弊社のWebディレクターが行っている業務は主に以下の4つです。

    1. サイト構築のディレクション
      お客様からの要望をまとめ、ガイドするようにアドバイスをし、スケジュールを管理してサイト構築をします。
    2. サイト運用業務
      お客様と連絡を取り、サイトの運用業務を行います。細部の修正から、定期的に新しい企画をまとめます。
    3. 提案営業
      提案(コンサルティング)型の営業を行います。お客様のニーズを聞き、最適なソリューションを提案します。営業のサポートとして入る場合が多いです。
    4. Webマーケティング全体のコンサルティング
      弊社では、リスティング広告、SEO、SNSなどからの流入対策、サイトに流入してからの導線設計、その他にもメールマーケティング、CRMとの連動などを様々な取り組みをしており、そのアドバイスをお客様に適切にできるようになることです。

    Webディレクターワーク実施

    1dayインターンのワークではWebサイトの改善をお客さまに提案するコンサルティング業務について体験していただきます。Webディレクターワークは参加人数によって2つのチームに分かれ、以下の流れで学生の方が主体で進めていきます。

    1. 対象のWebサイトを決める
      参加者の方になじみのあるWebサイトについて参加者同士で話し合って提案用のWebサイトを決めます。
    2. 個人で調査を行い、課題を見つける
      提案をする上で土台となるのが「問題(課題)の発見」です。
      参加者それぞれでサイトを調査し、提案対象のWebサイトの課題を見つけ出します。
      課題の発掘方法として、参考にするのはSWOT分析です。
      • Strength(強み)
        企業や企業商品の長所や得意とするところ。内部環境のプラス要素。
      • Weakness(弱み)
        企業や企業商品の短所や苦手とするところ。悪影響を及ぼすと考えられる内部環境のマイナス要素。
      • Opportunity(機会)
        社会や市場の変化などにより、自社や自社商品にとってプラスに働く外部環境のプラス要素。
      • Threat(脅威)
        社会や市場の変化などにより、自社や自社商品に悪影響を及ぼすと考えられる外部環境のマイナス要素。
    3. チーム内で課題をまとめる
      SWOT分析を用いて課題を洗い出した後は、「現状の課題」としてスライドに整理していきます。
    4. 問題の原因を洗い出し、整理をする
      原因に対する解決策を洗い出し、最も費用対効果のありそうな案を採用し、「提案内容」としてスライドに整理します。
      提案資料にはワイヤーフレームのサンプル作成や提案のキャッチコピーを作成することで、提案内容のイメージが相手に伝わりやすくするための工夫を盛り込んでいきます。
    5. 発表
      提案の資料が完成したら、お互いのグループに発表をし、振り返りをして終了となります。
     

    初対面同士でのグループワークに最初はどぎまぎしながらも、初めてとは思えない場回しを披露し、的確な指摘をするなど、参加者の方全員が個性や得意なことを発揮して真剣にワークに取り組んでくださいました。

    普段の生活の中で何気なく見ているWebサイトでも、いざ改善提案をするとなると問題点の洗い出しから苦戦している姿が見られましたが、学生ならではの視点が多く、非常に興味深い発表を聞くことができました。

    オンラインインターンの様子

    ご参加いただいた方々からのコメント

    • 今回、初めてWebディレクターのインターンを経験しました。普段使っているサイトをよく見てみると、たくさんの改善点を見つけることができました。グループワークを経験することも出来たため、今後の就活に活かしていきたいと思いました。
    • 個人的に普段からブログ運営をしていることもあり、Webディレクターのインターンを受けました。Webサイトの改善点を言語化することが難しかったですが、メンバーで協力し合い、最後まで発表することができてよかったです。

    ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

    金原 Webディレクター

    週末の深夜に夫と桃鉄に興じるのが最近の楽しみ。100年が終わらない。
    どんなに遅く寝ても朝日とともに起きてしまうので翌日は寝不足。