SXAを使用した大規模イントラサイト構築

※イントラサイトのため、ページ画像を掲載しておりません。

SOLUTION

プロジェクト概要

JT様のイントラサイトをSitecore基盤に移行するにあたり、約15,000ページあったサイトを複数STEPに分けて移行する必要がありました。
そのため、階層構造の整理、最適なテンプレートの開発、コンテンツの入れ込み、操作手順書の作成などをLYZONスコープで実施しました。

このプロジェクトはSitecoreのSXAを使用した大規模な開発でもありました。
LYZONのフレキシブルボディやSitecoreのノウハウを駆使することで、約15,000ページを22のテンプレートで移行し、最終的には約4000ページへの集約を実現しました。
さらに、SXAのカスタムモジュールを実装し、SNSへの連携投稿を可能にしました。
これにより、社内コミュニケーションの充実化を実現しました。

■プロジェクト基本情報

プロジェクト規模（ページ数）：約4,000ページ
プロジェクトパートナー：システム側：日本ヒューレット・パッカード合同会社、コンテンツ側：株式会社博報堂アイ・スタジオ
役割：SitecoreCMS開発、コンテンツ移行、運用設計
国/言語数：日本/日本語
プロジェクト期間：STEP1：2018年4月～12月、STEP2：2019年1月～9月
Sitecore：Sitecore9.0.2（XP）
インフラ：Microsoft Azure（PaaS）

プロジェクトの目的

リニューアル当時、イントラサイトはSharePointで構築されていました。
しかし、追加で様々な要望が発生したことを背景に、新基盤への移行が検討されていました。
課題として、テンプレートによるガバナンスの制御、検索精度の向上、新機能の開発などがあり、20年近く運用してきた基盤をSitecoreに載せ替え、発生した要望を実現することが求められていました。

プロジェクトのポイント

ポイント1：認証モジュールの組み込み

基幹システムで管理されている社員ユーザを認証モジュールでSitecoreと連携させることで、イントラサイト・管理画面へのアクセスのSSOや、ユーザ毎のページクリップ機能を実現しました。

ポイント2：SNS連携機能の組み込み

新規ページ公開と同時に、SNSへ記事を投稿できるようにしました。
また、いいねやスレッド情報も同時に更新できるようにすることで、社内コミュニケーションを円滑にすることを実現しました。

ポイント3：コミュニケーションを円滑にする、情報デザイン・UI/UXデザイン・パーソナライズコンテンツ

全社員・部門ごとに適切なコンテンツを表示するため、ユーザーの所属に基づいたコンテンツの出し分ける機能を実現しました。
おすすめ記事やクリップ記事などのコンテンツは、自動的にユーザーごとに選択され、表示されるようにしました。
この機能とサイトデザインにより、コンテンツオーナーはターゲットとなるユーザーに対して適切なコンテンツを提示することが可能になりました。
同時に、ユーザーは自身に合ったコンテンツに簡単にアクセスすることができるサイト導線となりました。