こんにちは。動画クリエーターのパクです。
突然ですが、皆さんは日常でどれくらい動画を見ていますか?
動画はテレビやSNSだけではなく、電車内の電子看板や店内メニューなど、自覚していないだけで身近なコンテンツとなっています。

近年の動画コンテンツの急速な普及は、私たちの日常に革新をもたらしています。
では、私たちはどのようにこれらの動画に触れ、どのようなコンテンツが人々に支持されているのか。これからの動画制作の展望はどうなって行くのでしょうか。

この記事では、そんな動画コンテンツの動向について紹介したいと思います!
それでは、一緒に探ってみましょう。

目次

    ショートフォーム(short form)

    1つ目はショートフォームです。
    ショートフォーム(short form)とは、15秒から最大でも10分未満の短い尺で制作されたコンテンツです。
    ショートフォームは近年、ソーシャルメディアプラットフォーム上で急速に人気を博しており、TikTokやYouTube、Instagramなどの大手プラットフォームが代表的です。

    ショートフォームを利用するメリットとして、ハッシュタグやコメント、いいね、共有などのエンゲージメントを通じて、コミュニケーションを深めることができます。
    しかし、ショートフォームには短い時間で物語性を持たせることが求められるため、エンゲージメントを高めるには、クリエイティブな編集技術や効果的な演出が必要とされます。

    Bayashi TV

    Screenshot by Bayashi TV

    日本の代表的なショートフォームコンテンツとしては『Bayashi TV』チャンネルが有名です。
    短い尺内で料理動画の過程をテンポよく演出しており、動画に集中させる魅力があります。
    また、メインのコンテンツが料理動画のため、国や言語を問わず、全世界的で愛される動画となっています。

    BayashiTV(YouTubeTikTok




    BUMP

    Screenshot by BUMP

    また、ショートフォームのメリットを生かした新しいプラットフォームとして『BUMP』があります。
    1話3分のドラマを見ることができるアプリで、隙間時間で見られる、好きなシーンをシェアできるなどの特長から、Z世代の女性を中心に人気となっています。

    BUMP

    AIを使用した動画

    近年、人工知能(AI)技術が急速に進化しており、その影響は動画制作にも拡大しています。
    AIは新たな表現の可能性を切り開き、動画制作にも革新的なツールを提供しています。
    例えば、顔の置き換えや、字幕の自動文字起こし、自動編集、音声の合成、ナレーションの付与など、様々なことがAIによって可能となっています。
    これらの技術はすでに日常でも使用されており、クリエイターでなくてもSNSプラットフォーム上で気軽に利用できます。

    最も顕著な例は「Deepfake」です。
    「Deepfake」は、映像や音声を合成し、元の映像に別の人物の顔を重ねる事ができます。
    この技術は映画制作やエンターテイメント分野において、キャスティングの自由度を拡張し、物語の可能性を広げています。


    マクドナルド50周年TVCM 「僕がここにいる理由」

    上記は顔の置き換え技術をCMで利用した例です。
    顔を置き換えることで、宮崎美子さんが50年前のマクドナルドでデートをする少女と、孫と一緒に家族でマクドナルドを楽しむの女性の2役を演じていました。
    「Deepfake」により時代を超えた、幅広いクリエイティブ表現が可能となっています。

    マクドナルド50周年TVCM 「僕がここにいる理由」

    オンライン学習プラットフォーム

    最後は、オンライン学習プラットフォームです。
    近年、オンライン学習は急速にトレンド化していますが、その理由はいくつかあります。

    第一の理由として、コロナ禍による非対面コミュニケーションへの変化があげられます。
    コロナ禍によりリモートワークなどの在宅時間が増加したことで、多くの人々が柔軟な学習環境を求めるようになりました。
    オンラインであることで通勤時間が削減され、自宅での学習が容易になったことが、オンライン学習プラットフォームのトレンドを加速させています。

    次に、コロナ禍により対面での集まりやイベントが制限されたため、会社説明会やセミナーがオンラインにシフトしたことも理由としてあげられます。
    これにより、学習者は自宅から手軽にイベントに参加できるようになりました。

    株式会社LYZONの会社説明動画

    株式会社LYZONの会社説明動画

    オンライン学習プラットフォームは選択肢の豊富さも魅力の一つです。
    多くのプラットフォームでは幅広い分野の講座が提供されており、プログラミングから料理、ビジネス戦略まで、ほぼすべての分野がカバーされています。
    個人の興味や目的に応じた講義を受けることができるのは、オンライン学習の強みです。

    また、オンライン学習プラットフォームは経済的にも魅力的です。
    従来の教育機関に比べて授業料が低い上に、さまざまな割引や無料のコースも提供されています。
    これにより、多くの人が手軽に新しいスキルを身につけることができます。




    Udemy

    Screenshot by Udemy(ユーデミー)

    代表的なオンライン学習プラットフォームとして、Udemy(ユーデミー)が挙げられます。
    日本語以外も含めると、総計21万件以上もの講座がある、オンライン学習プラットフォームです。
    オンライン動画であるため、自分のタイミング、ペースで視聴・学習ができます。

    Udemy(ユーデミー)

    まとめ

    ここまで読んで頂き、ありがとうございます 。
    これからも動画コンテンツのトレンドは進化し続けることでしょう。
    私たちが新たな情報やエンターテイメントを求める限り、クリエイターやテクノロジーの力によって驚くべきコンテンツが生み出されると思います。
    この記事が動画に関心がある方々に参考になると嬉しいです。

    また、LYZONの動画のチャンネルもトレンドに積極的に挑戦していきますので、ぜひご覧ください!


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    パク

    パク 動画クリエイター

    趣味は、家に引きこもって溜まった動画視聴です。