html5-professional-certification-level2

こんにちは。コロナ禍で7kg太ったデザイナーの川島です。
運動しなすぎて本当にマズい事態になってまいりました。たぷたぷです。

かつてはヤセ型体系でそこそこ筋肉もあったのは遥か昔。
今やおなか周りなんてもうセルライトが見え隠れしてる雰囲気で本気で焦ってるんです助けてくださいってそんなことどうでもいいですね。

今回は以前書いた超極私的「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル1」攻略法の続編です。
レベル1の試験合格後、コソコソ陰でレベル2の勉強も進めていたわけですが、この度(といっても数か月前)無事合格したので今回も記事にしておきます。

前回、レベル1の勉強を進める中で早くも後悔の念に苛まれていたぼく。
10数年ぶりの「試験勉強」に秒で飽きてしまったダメ人間が、それでも勉強を続けることは控えめに言って地獄でした。

まあしかしレベル2も取ると公言した以上は有言実行するのが漢です。
物事をやりきることは人として最も高尚なことですよね。

レベル2の資格取得報奨金(会社から貰えます)がちょっといい冬のアウターが買えるくらいの金額だとかはもうほんとに全くどうでもいいことなんですよ。
ちょうど欲しいフィールドジャケットがあるだとか、ちょっと頑張ってレザーのボンバージャケット買っちゃう~?↑↑↑とか別に考えてませんから。

お金なんて1ミリもモチベーションにならないわけですわかりますよね?

人としてどうあるべきか ────。

それを常に反芻しながらストイックに試験へ臨んだ漢の軌跡。
超極私的「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」攻略法はじめます。

レベル2は実質JavaScript検定のようなものだった


はい冒頭文で頑張り過ぎたのであとは普通に話していきます。
そもそもHTML5プロフェッショナル認定試験てなんなの?というのは前回記事を見るなり、おググり頂くなりしてください。

まずはレベル2試験を終えての感想です。
一言でいうと出題範囲はもう隅から隅までJavaScriptです。

公式サイトにも出題範囲が載ってますが、超絶ざっくり言うと、

  • JavaScript基礎文法
  • DOM操作
  • Canvas
  • ストレージ
  • 通信(Ajaxとか)
  • その他諸々のAPI

こんな感じ。

見てわかる通り、ハナっからJavaScript基礎文法でスタートしてますね。
HTML関係ないやんけ!」と思うかもしれませんが、HTML5とJavaScriptは切っても切れない関係にあります。

というのもHTML5で標準化されたAPIは基本的にJavaScriptで操作するわけで、HTMLタグの正しい使い方とかを勉強するだけでは「HTML5を理解した」ことにはならないわけです。

そもそもレベル1の出題範囲からしてHTML・CSSで50%、残りの50%は通信系とJavaScriptが絡んだ問題でした。
まあその流れを汲めばレベル2がどうなるかは容易に想像できたわけですが…

それにしてもオールJavaScript過ぎて途中から笑けてきました。
というわけで、HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2はHTML5のAPIと絡めたJavaScript基礎検定に他なりません。

油断してるとマジでゲッソリするので注意。

試験対策と注意点


レベル1(前回)の「勉強法と抑えるべきポイントまとめ」はこんな感じでした。

 

< 勉強法 

  1. 参考書を3周読み込む
  2. 公式サイトのサンプル問題を2周解く

< 抑えるべきポイント 

  1. 参考書は解説こそ重要!
  2. 公式サイトのサンプル問題で実際の試験のレベル感を掴む!
  3. 問題文はしっかり読むべし!
  4. わからない問題は消去法で回答を絞り込む!
  5. 試験予約はお早めに!

 

基本的にはレベル2も上記対策と概ね同様なので、上記の各項目詳細は前回記事をご参照ください。

ただしレベル2では若干事情が変わる部分もあります。
なので今回の攻略法ではそういった+αの部分をメインで話していきます。

 

JavaScript初心者向けの参考書があってもいいかもしれない

 

ぼくは今回もレベル1で買った参考書の続編「HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 スピードマスター問題集 Ver2.0対応」で勉強をしました。

LYZONのデザイナーは守備範囲がデザイン・マークアップ・フロント(一部)なので、デザイナーにしてはJavaScriptを普段から書く機会が多い方だと思います。
なので基本的には参考書の解説を理解しながら勉強を進めることができました。

ただし、普段ほとんどプログラミング言語を書かない人は恐らく参考書の解説を見ても「???」状態に陥る可能性が高いです。
そもそもその状態でレベル2を取ろうとはしないかもですが、もしそんな人がレベル2に望むのであれば、JavaScriptの基礎参考書なんかを別で用意したほうがいいかと。

試験対策本はあくまで試験の対策本なので、解説はそれなり(=ある程度知識がある人向け)なのかもしれないですね。

 

公式サイトのサンプル問題はざっと確認するだけでいいかも

 

レベル2の公式サンプル問題は誤植やらなんやらが多くて個人的にちょっと…という感じでした。

あくまで2020年6月時点での話ですが、まず誤植に加えて同じ問題が掲載されてる、みたいなことががちょいちょいありました。。
あとこれいくらなんでも難易度高過ぎじゃない??て問題もちらほら…(ぼくがバカなだけなのか)
そんな感じだったので、試験を終えた後「サンプル問題に時間を割くなら、問題集もう1周通すくらいでもよかったかも」と思ったのが正直なところ。

もちろん時間に余裕があるならサンプル問題もやった方がいいです。
ただし参考書や問題集の内容をマスターしきれてないのであれば、そちらを優先してカンペキにすることをお勧めします。

 

試験問題の傾向

 

さて気になる試験問題の傾向ですが、レベル1よりもやや難易度が上がります。
ここでいう難易度は「問題の難易度」ではなく「問題形式自体の難易度」のことです。

レベル1の時から「~を全て選びなさい」という、選択形式の中でも難易度の高い形式の問題が多々出題されてました。
レベル2ではその性質に「JavaScriptのコードリーディング」が加わります。

つまり数行~十数行のJavaScriptコードを読んだ後、「~を全て選びなさい」というコンボ。
レベル1でもコードリーディングは出題されますが、言語がJavaScript(プログラミング言語)になると若干事情が変わるかと思います。

嫌ですね。すごい嫌ですそういう問題。まじでゲッソリです。

ただし、ここでも以前紹介した抑えるべきポイント4つ目「わからない問題は消去法で回答を絞り込む!」は使えます。
コード内容が100%理解できなくても、明らかに間違っている選択肢は存在するので冷静に消去法を使っていきましょう。

ちなみに公式サイトでは問題形式として「記述問題」も含まれるとされています。
それこそゲッソリじゃねえか!と思うかもですが、記述問題は体感的に問題数が極端に少ない&記述するといっても単語レベルなので敵じゃありません。

本当の敵はコードリーディングを伴う嫌~な選択問題なのです。

 

6つ目の抑えるべきポイント

 

最後にコードリーディングについて。

短いコードならまだしも、十数行のコードの中には知らないJavaScriptのメソッドや記法があるかもしれません(ぼくはありました)。

しかし、もし途中で知らないコードが出てきてもとりあえず冷静に最後まで読みましょう

前回記事でも書きましたが、一般的な「試験問題」(大学受験とかの試験含む)には明らかに難易度の高い問題や語句が出現することがあります。
そういう問題は想定外の事態に対してどこまで冷静に対処できるかが問われる問題です。

英語の長文問題を例にすると、長文の中には知らない英単語(=ニッチな単語)が含まれていることが多いです。
でも前後の文章の関係から、意外と単語の意味は推測できるもの。
有名予備校講師が言ってたから間違いないですたぶん。

なのでわからないコードが出てきても焦らずにその次の行から読み進めましょう。
全体で何をしているコードなのかがざっくりわかればこっちのもの。

消去法で問題を解けるだけの情報は既に揃っているハズです。

で、実際実務で活かせるの?


気になるところとして、得た知識がどれくらい実務で活かせるのかってことですよね。
本当にその資格は実務で有益なのかと。

今の段階で答えるなら、レベル1・レベル2の範囲併せて、具体的に活かせたことは多くはないけど少なくもない、というのが率直な感想です。
レベル2の出題範囲、Web StorageやAjaxなんかは小粒な実装ながら実務に取り入れることが出来たかな。

ただ個人的にこの資格の最大の恩恵は、

  • フロントに関する物事の理解が早まる
  • 何かを実現したいときに思いつく選択肢が増える

ことだと思ってます。

意外とHTML5の仕様を体系的に学べる機会って少ないと思うんですよ(HTML・CSSの参考書みたいなのは世に溢れてるけど)。

HTMLタグをどれだけ知っているとかそういう次元の話ではなく、HTML5を取り巻くAPIやHTTP通信をJavaScriptを絡めてざっくりと知る本当に良い機会だったと思います。

さらに、ぼくのように30代後半のいいオッサンになると、ハングリー精神が擦り切れて現状維持 or 自分が楽な方向へ気持ちがシフトし始めます。
これはもう程度の差こそあれきっと多くの人が無自覚にそうなっていきます。

そういった中、目標を定めて自分に鞭打ちながらなんとか達成したことはダメ人間なりにまあよく頑張ったなと思ってます。

決して報奨金目当てで頑張ったわけでなはいのです。本当です

結局誰が取るべき資格なのか?


レベル1・レベル2を受験した者として、結局この資格は誰が取るべきモノなのか?ってところの所感も少しまとめてみます。ちなみに前提として、この資格はレベル1を取得しないとレベル2の受験資格が得られません。

 

< 資格取得に向いてる人 

  • レベル1・レベル2(両レベル)
    • フロントに幅広く関わる or 興味のある人
    • マークアップエンジニア
    • 駆け出しフロントエンドエンジニア
    • フロントもやりたい(と思い立ったばかりの)サーバーサイドエンジニア
  • レベル1のみ
    • マークアップエンジニア
    • デザイナー(普段コーディングはしない)
    • ディレクター(CMSなどでたまにHTMLやCSSをいじる or 見ることがある)

< 資格取得に向いていない人 

  • そもそも興味のない人
  • 試験勉強が嫌いな人
  • 目をキラキラ輝かせてこれからWEB(の何か)を始めようとしている○○の卵的な人

 

マークアップエンジニアとフロントエンドエンジニアの定義が微妙なところですが、面倒なのでここでは以下の定義で進めます。

  • マークアップエンジニア
    デザイナーのデザインをHTML・CSS・JavaScriptで表現する人
  • フロントエンドエンジニア
    マークアップエンジニアの守備範囲に加えてJavaScript方面のスキルがなんかもうすごい人

 

先にも述べた通りLYZONのデザイナーはHTML・CSS・JavaScriptによるコーディングも行います。
そういうフロントに幅広く関わる人々は言わずもがな両レベル取得して損はないハズ。

マークアップエンジニアは理想としては両レベル取った方が良さげ。
想像ですがマークアップエンジニアのネクストステップをフロントエンドエンジニアに定めてる人も多いかと思います。
DOM操作だけではなく、APIやサーバーサイドとの連携もJavaScriptで出来るようになりたい人は両レベル取得がオススメ。
駆け出しフロントエンドエンジニアや、フロントにも興味が湧き始めたサーバーサイドエンジニアも同様ですね。

また普段コーディングをしないデザイナーや、CMS管理などでHTMLやCSSをいじったり眺めることのあるディレクターはレベル1だけでいいかなと思います。
レベル1は比較的JavaScriptが書けない人でも理解がしやすく、それでいてざっくりとHTML5の全体像が把握できます。
がっつりコーディングをしないデザイナー・ディレクターも、ある程度コーディングで何が実現できるのかを把握しなきゃならないこのご時世。
HTML5で何が出来得るのか、概要だけでも知っておくと損はないんじゃないでしょうか。

で、資格取得に向いていない人も一応書いときました(割と当たり前の内容ですが)。

個人的には正直資格なんてぶっちゃけ取っても取らなくてもいいもんだと思ってます。
そもそも仕事自体に興味がない人は意外と多いと思うんですが、そういう人は無理して勉強するより、もう一刻も早く家に帰って趣味に打ち込む方がよっぽど健全です。

「勉強」という営み自体が嫌いな人も然り。
そういう人は勉強なんかする暇があったら手を動かしてくだらないアプリのひとつでも作った方が2億倍健全

そういう意味では「資格取得に向いてる人」の大前提として、フロントに興味がある(だから勉強して色々知りたい)人、というのはマストになります。

あと目をキラキラ輝かせた○○の卵的な人は、いきなりこの資格を狙わない方がいいと思います。
正直そういう人にとってこの資格はレベル1でもハードルが高く、しかもシンプルにやっててつまんないハズ(ぼくが逆の立場なら絶対そう思う)。
HTMLやCSS、JavaScriptを楽しく学べるサービスや書籍は世に溢れているので、まずはそっちから始めましょう。

終わりに


というわけで超極私的「HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2」攻略法でした。
この資格についてはレベル1と2の二種類なので、一応コンプリート。

早々に「勉強」そのものに飽きてからは激しい後悔を伴う厳しい戦いでしたが、マトモな人間だったら両レベルそれぞれ1か月もかかんないと思います(実際ネット上の人々はもっと短期間で取得してます)。

にしても資格名から受けたイメージと実際の内容はだいぶかけ離れた資格でした。。
レベル1・レベル2併せて考えると7割位JavaScriptだったんじゃなかろうか。
で、残る2割がHTML・CSS、1割がHTTP通信その他って感じ。
受ける資格くらいちゃんと調べろよって話ですね。

とりあえず、人生でまともな資格を取ったのは初めてなのでしばらくは余韻に浸ろうと思います。
といいつつ新たな資格取得に向けて画策し始めてますが。

前回の記事でも言いましたが、(免許系の資格を除いて)多くの資格は自分のモチベーションを維持する為の手段に過ぎないと思ってます。
極端に言えば自己満足ですが、自己満足するならいいじゃない

これからもマイペースに自己研鑽に励もうと思います。

ではでは。

 

あ、ちなみに報奨金は全て引っ越し代に消えました

川島

川島 Webデザイナー

デザイン・コーディング、どちらもやりたいWebデザイナー。インタラクションなど含めフロント全般に興味がある。2019年入社。
しみったれた居酒屋とホッピー(白)が好き。