初めまして。ディレクターの菅原です。
今回私は「新卒が社会人になって感じたこと」というテーマでブログを書かせていただきます。

なぜかというと新卒社会人だからです。

こちらのブログは最初から最後まで完全に主観での意見になりますので、あくまで一個人がこんなと言っているくらいの気持ちで読んでいただければ幸いです。

目次

    新卒が考える"労働"とは

    ところで、このブログを読んでくださっている皆様は「就職」をしたことがありますでしょうか。 私は偶然にもつい数か月前にしました。

    まず初めに述べさせていただきたいのは、労働、嫌ということです。
    いきなりこんなことを書き出しては先輩方からきついお叱りを受けそうなので弁明をしておくと、仕事は好きです。
    矛盾しているようですが、そんなことはありません。
    実際、可能であれば掃除も洗濯もせず、一日中YouTubeを見て過ごしていたい…そう考える気持ちは誰でも持っているかと思います。

    労働というのは基本的にはやりたくないものなのです。

    しかし、掃除も、洗濯も料理も、好きな人というのは一定数います。
    私自身大の掃除嫌いですが、一度やり始めると細部まで気になって半日潰れてしまうということがあります。
    それと同様に、実は仕事は楽しいことも沢山ある、ということに気づけたことが社会人になって一番の発見でした。

    仕事、楽しい

    「具体的になにが楽しいの?」と聞かれると、もちろん人によっても異なりますが私の場合は単純に仕事内容です。

    とても浅い感想で申し訳ないですがそのままです。
    Webディレクターという職種が楽しいです。
    と言っても、もちろん私はまだまだ勉強中の身、まともなディレクターとは呼べません。
    ですからここでは、ディレクターの業務内容というより、あくまで新卒社会人として「仕事のここが楽しい!」を語らせていただきます。

    そもそも私は大学在学中、苦手意識からPCは可能な限り触らないで過ごしていました。
    レポートもiPhoneで書いていたほどです。
    しかしある時、詳しい経緯は省きますが 「ITに詳しくなりたい。」 と思いました。

    そんな気持ちを胸に、ほぼ知識0のまま入社したIT企業の業務は、ちょっと笑っちゃうくらいに何もわかりません。
    毎日勉強して「今日は掛け算ができるようになったぞ!」と思っても、次の日には割り算の授業が始まる、くらいの感覚でわからないことがどんどん出てきます。

    恐怖です。

    それでも、少しずつではありますがこれまで学んだことは確実に身についています。
    それだけは間違いありません。
    というのも、実感できる理由は得た知識を日々の業務で使っているからで、むしろそこを考えるのが一番の醍醐味です。

    バスケットボールで例えるなら、新しく覚えたドリブルを試したい、新しく買ったシューズを履いて試合に出たい、というように新しく覚えた技、新しい道具は早く使いたいものですよね。

    他社のことは分からないので比較にはなりませんが、LYZONではその環境が十分に与えられていて新卒が意見を述べる機会、自分の考えで物事を進める機会が多いと私は感じています。

    得た知識は使わなければ宝の持ち腐れですし、そもそも本当に自分のものになっているかも怪しいところです。
    私のように、新卒で勉強することが山のようにある身分からすればせっかく覚えたことも、勉強にかかった時間よりはるかに速い速度で押し出されるように頭から抜けていきます。
    ですから、インプットした知識をすぐアウトプットできるというのは、新卒側としては理想的な環境だと思います。

    私が仕事を楽しいと思うのも理解できる気がしないでしょうか?

    コロナ世代の僕たち

    楽しいことについて書くと、今度は「逆に何か不満とかないの?」という質問が飛んでくるのが目に見えますね。

    そんな声にお応えすると、私個人の一番大きな不満はコロナです。
    世界中の誰もが思っているだろうことを堂々と言ってしまいましたが、卒業式や卒業旅行がことごとく中止になった上、入社して早々にリモートワークが開始しました。
    そして業務内容もよく分からないまま自宅に閉じ込められ、例年とは全く異なる形で社会人生活が幕を開けた私たちはかなり影響を受けた世代である、と言えるのではないでしょうか。

    それでもLYZONでは比較的リモートワークに適応するのが早く、かなり初期の段階で業務をリモート化し社員もすぐに順応していたように思います。

    流石の対応力だな、と感嘆しました。

    しかし、新卒である私は質問したいときにすぐ出来る環境でもなく、顔もわからない先輩方とのコミュニケーションにかなり苦労しました。
    特にディレクターは業務上、顧客や、エンジニアやデザイナーとの連携が非常に重要になる職種であるため、その影響は少なくないと感じています。
    人と話すことは苦手ではない私もこの状況ではどう接していいか全く分からなかったですし、今もよくわかっていません。

    7月現在、未だLYZONではリモートワークが続いていますが、4月当初に比べると世間でも自粛が緩和されたことでLYZONでも定期的な出社日が設けられるようになり、コミュニケーションが以前と比べ取りやすくなりました。

    これからも続くとされるコロナの影響下で、コミュニケーションを始め新卒としてどのように業務に取り組んでいくか日々模索している段階です。

    これから新卒になるという方へ

    新卒という時期は今だけです。

    言い換えると、何もわからなくても許してもらえる時期は今だけです。
    私はそれを最大限自覚し、先輩社員の方々に分からないことは遠慮なく質問しまくっています。 入社した当初こそ「こんなこと聞いていいのかな」と考え、質問をすることを憚っていました。

    それが現在は、考えても答えの出ないものに関してはいくら時間をかけても無駄、間違ったやり方で業務を進めるほうが余程迷惑をかける、と自分を納得させてLYZONの優しい先輩方に甘える日々を送っています。
    ある意味、4月から一番成長したのはその辺りの胆力かもしれません。

    現在、社会全体でこれまでと全く異なる環境での業務に取り組まざるを得ない状況になっており、「コロナ禍で就職が不安で仕方ない」という学生さんも少なくないのではないでしょうか。

    一言だけ私からメッセージを送らせて頂くと、何とかなります。
    結局のところ新卒に課せられた使命は「一刻も早く一人前になること」に尽きると思います。
    コロナ禍での入社後の環境や業務の流れなどは先輩や上司の方が何とかしてくれます。
    むしろ新卒にできることなんてほとんどないので、与えられた環境で最大限努力することが今の状況では特に重要だと私は考えています。

    ですから、今はあまり気にしすぎず社会人になるという覚悟を少しずつ決め、私のように入社してからあたふたしないようにある程度業界のことなどを勉強しておくのが吉です。

    終わりに

    と、ここまで100%の主観で好きなように書かせていただきました。
    何度も申し上げたように、私はまだまだ半人前です。
    半人前どころかおそらく0.2人前くらいです。
    そもそもITという業界自体かなり流動的で勉強に終わりなんてない、とされているので「完全無欠」という領域に達することはないかもしれません。
    それでも少しずつ近づいて行きたいなぁなんて考えながら頑張っています。

    ということで、これからも優秀な同期達と共に日々成長するため、模索しながら精進していきますので温かく見守っていてください。

    そして一人前になった暁にはすごく褒めてください、宜しくお願い致します。

    菅原 Webディレクター

    新進気鋭の2020年入社。ITの知識を吸収中。
    水分を水とビールからしか摂らないことで有名。
    将来の夢は「隠居」、なりたくないものは「ぎっくり腰」。