AWS & Azure利用
実績が証明する、安心のクラウド構築
AWSやAzureを活用した高品質なクラウドインフラ構築で、大規模Webサイトや企業システムの安定運用と拡張性を実現します。さらに、豊富な実績と高度な技術力で、セキュリティ強化やパフォーマンス最適化、システム連携まで、ビジネスの成長を力強く支えます。
LYZONが提供しているサービス
LYZONでは、大規模サイトや企業向けWebシステムの構築に豊富な実績があり、AWSおよびAzureを活用した柔軟なクラウドソリューションを提供しています。高品質なインフラ基盤構築を通じて、単なるWebサイトの構築にとどまらず、EC機能の拡張や基幹システムとの統合も含めた高度なシステム連携を可能とし、お客様のビジネスを安定させ、より一層加速させていきます。
AWS & Azureを活用したWebソリューションの特長
1. パフォーマンスを考慮したインフラ設計
Webサイトの表示パフォーマンスは、ユーザーの満足度やコンバージョン率(CV率)に直結する非常に重要な要素です。特にグローバルに展開する大規模サイトでは、CDN(コンテンツ配信ネットワーク)の導入によって表示速度を最適化し、安定したパフォーマンスを提供することが、サイト離脱率の低下や売上向上に大きく貢献します。
CDNを活用することで、ユーザーのアクセス元に近いエッジロケーションからコンテンツを高速配信できるため、世界中どこからでもストレスなくコンテンツを閲覧できる環境を実現します。
LYZONでは、Amazon CloudFrontやAzure Front Door(Azure CDNを含む)などのCDNサービスを活用し、地域ごとのアクセス傾向に合わせたキャッシュ設計・最適化を実施しています。これにより、ユーザーに快適なエクスペリエンスを提供し、お客様のビジネス成長を力強くサポートしています。
2. クラウドネイティブな高可用性基盤の構築
LYZONでは、AWSのEC2やALBを組み合わせ、SitecoreやDrupalなどのエンタープライズCMS向けに安定した冗長化構成を実現しています。
サイトトラフィックが急増した場合でもスケーラブルに対応可能な仕組みを構築し、SSLオフロードを行うことでパフォーマンス向上とセキュリティ強化を同時に実現します。さらに、Azure Marketplaceを活用したPaaS型のSitecore展開では、初期導入スピードの向上と運用負荷の軽減を同時に達成しています。
3. セキュリティを考慮したクラウドネットワーク設計
クラウド環境におけるセキュリティの重要性を認識し、LYZONではAWSのセキュリティグループとWAF、AzureのApplication Gateway(WAFv2)やNSGを駆使し、きめ細かなアクセス制限やIPホワイトリスト設定を実施しています。これにより、外部からの攻撃リスクを大幅に低減するとともに、重要な顧客データを安全に保護します。
4. 障害時も継続稼働するサイト構成
Webサービスにおいて障害発生は避けられないリスクですが、LYZONはAmazon CloudFrontのオリジンフェイルオーバー機能とS3を活用することで、万が一のシステム障害時にも瞬時にメンテナンスページへ切り替える仕組みを構築しています。
AzureではTraffic Managerによる自動フェイルオーバー機能を利用し、地理的な冗長性も考慮したBCP(事業継続計画)の一環として、企業のリスクマネジメントを強力にサポートします。
5. クラウド環境の運用自動化・効率化
インフラ運用業務の効率化と人的ミスの削減を目的に、LYZONはAWS DLMによるスナップショットの定期取得・管理の自動化や、Azure Logic Appsによる開発用マシンの営業時間外自動シャットダウンを実施しています。これにより運用担当者の作業負担を大幅に軽減し、本来業務であるビジネス推進に集中できる環境を提供しています。
6. 高精度な監視体制と通知連携
システム運用の安定性を確保するため、LYZONではAmazon CloudWatchとAmazon SNSを連携したリアルタイムの異常検知・通知システムを導入しています。
Azureでは、Azure Monitorを使用することで、インフラの稼働状況を常時モニタリングし、異常が発生した場合には即座に運用担当者へアラートを送信することで迅速な障害対応を可能にしています。
Azure&AWS利用について
Azure&AWS利用とは
Azure&AWS利用とは、MicrosoftのAzureとAmazonのAWSという2大クラウドサービスを活用し、サーバー構築やシステム運用、データ管理などを行うことです。高い信頼性・柔軟性・拡張性を持ち、企業のITインフラやWebサービスを支える基盤となります。
Azure & AWSを利用するメリット
AzureとAWSの両方を活用することで、以下のような多くのメリットを享受することができます。
1. 高可用性と冗長性
世界中に分散されたデータセンターにより、障害発生時でも迅速な復旧が可能です。特にAzureのTraffic ManagerやAWSのCloudFrontを組み合わせることで、グローバル規模での負荷分散を構成でき、より高い可用性を実現することが可能です。
2. セキュリティ
Azure WAFv2やNSG、AWS WAFやセキュリティグループを用いた多層防御が可能であり、外部からの攻撃やデータ漏洩のリスクを低減することができます。
WAFはクラウドベンダーが標準提供する「マネージドルール」に加え、レートベースでの制御や、特定のURLパスに対するIP制限など、きめ細かいアクセス制御が可能です。
3. スケーラビリティと柔軟性
トラフィックの増減に応じて、自動的にリソースを拡張・縮小することができる「オートスケール」を実装することにより、必要な時に必要な分だけリソースを確保し、 無駄なコストをかけることなく適切なインフラチューニングを施すことができます。
4. システムの可視化・監視
Azure MonitorやAmazon CloudWatchにより、システムの稼働状況やリソース使用量をリアルタイムで監視することができ、異常検知時には自動でアラートを発信し、有事の際における迅速な対応が可能となります。
5. グローバル展開とリージョン間での冗長化
世界中のデータセンターに仮想的にデータを分散配置することにより、地理的な障害や災害にも強固なシステムを構築することができます。
具体的にはAzureではデータのGeoレプリケーション、AWSではデータベースのマルチAZ構成を活用することで、データの整合性も担保できます。
LYZONが提供できるバリュー
LYZONは、AWSとAzureを駆使した高可用性インフラやセキュリティ強化、運用効率化など、単なる技術提供にとどまらず、企業のビジネス成長を支援する「バリュー」を提供します。堅牢なインフラ設計、コスト最適化、グローバル対応など、あらゆるビジネスニーズに応えるための柔軟で信頼性の高いソリューションを実現します。
1. ビジネスの信頼性と継続性の向上
LYZONの構築する冗長化された高可用性インフラは、システム障害やアクセス集中時にも安定した稼働を維持し、顧客ビジネスの信頼性を飛躍的に向上させます。 ビジネスの継続性を高めることで、企業のブランドイメージ向上にも貢献します。
2. 安全性を重視した強固なセキュリティ
多層防御の考え方に基づくセキュリティ設計を行い、AWS WAFやAzure WAFv2など最新の技術を駆使することで、データ漏洩や不正アクセスのリスクを最小限に抑えます。顧客の重要情報を守るという観点で、企業価値の向上に貢献します。
3. コストパフォーマンスの最適化
バックアップの自動化、オートスケールなど、運用自動化を積極的に推進することで、クラウド環境のコストを最適化します。
無駄なリソース消費を防ぎ、企業の財務負担軽減を実現します。
4. システム運用負荷の劇的な削減
運用の自動化と高度な監視・通知機能の組み合わせにより、日々の運用業務にかかる負荷を軽減します。運用担当者がより戦略的な業務に集中できる環境を提供することで、人的リソースの効率的活用を可能にします。
5. グローバル展開を見据えた柔軟性と拡張性
AWSとAzureの双方に対応できる強みを生かし、グローバル規模のアクセスを想定したトラフィック管理やリージョン間冗長化設計を提供します。 企業のグローバル市場への進出や拡大を技術面からサポートします。
LYZONの実績
Case1
AWS WAFを用いたセキュリティ対応
編集サイトと公開サイトが同居するサーバー環境において、外部からのDDoS攻撃や不正アクセスに対するセキュリティ対策が十分でない状況が課題。特に、WAFが未導入であったため、外部からの攻撃に対する防御が脆弱であり、編集サイトに対する不正なアクセスも容易な状態であった。これにより、公開サイトと編集サイトが同一環境にある場合に、機密情報の漏洩やサービス停止といった重大なリスクが発生する可能性があった。
クライアントの課題
- WAF未導入によるセキュリティリスク
- DDoS攻撃への脆弱性
LYZONの対応
- AWS WAFの導入とセキュリティルール設定
- 定期的なセキュリティ監査と改善
- Client
- KOA株式会社 様
- Industry
- 製造・販売・流通
- Requirement
- Sitecoreバージョンアップ
- Person-Month
- 約3.5人月(対象システム部分のみ)
- Keyword
-
AWS WAF セキュリティ DDos攻撃
Case 2
AWS IaaS/PaaSを用いたインフラ基盤構築
Sitecoreのバージョンアップに伴い、既存のインフラ基盤を全面的に見直すことで、より安定した運用と将来的な拡張性を確保する取り組みを実施。特に、旧環境での課題を解決し、最新の技術スタックへ移行することで、運用負荷の低減とセキュリティ強化、および、データベースサーバーのPaaS化により、保守コストの削減と高可用性を実現。
クライアントの課題
- 旧環境で使用していたSitecoreバージョンのサポート終了に伴うシステム更新の必要性
- セキュリティパッチ未適用の古いOSを使用し続けていたことによるセキュリティリスク
- 可用性と拡張性に限界がある従来のシステム環境
LYZONの対応
- AWS ALBを用いたシステム冗長化 - 高可用性と負荷分散を実現
- Amazon RDSへの移行による、データベースのPaaS化による運用負荷軽減
- 最新のセキュリティパッチの適用によるインフラ全体のセキュリティ強化
- Client
- 株式会社メディカル・プリンシプル社 様
- Industry
- 医療系求人サイト
- Requirement
- Sitecoreバージョンアップ
- Person-Month
- 約2.5人月(インフラ構築部分のみ)
- Keyword
-
会員システム システム連携 CRM・SFA連携