東洋大学様
日英併記表示の実装とマルチサイト化
- 業種
- 教育
- タグ
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大規模サイト構築クリエイティブ制作グローバルサイト構築多言語・多地域対応インフラ設計・開発大規模CMS構築
プロジェクト概要
当時活用していたCMS基盤を刷新するために、Sitecoreへの移行を行いました。
Sitecoreへ移行するために、テンプレートの開発、管理画面構築、階層の見直しやデザインの変更などを協力会社様と行いました。
また、東洋大学様のサイトは日英併記対応という特殊な仕様がありました。
過去にLYZONでも実績が無く、運用面も考えどのように行えばいいのか設計・開発面で苦労しましたが、無事実現することができました。
- プロジェクト規模(ページ数)
- 6,236P
- プロジェクトパートナー
- 日経BPコンサルティング様
- 国/言語数
- 日・英・日英併記
- プロジェクト期間
- 2018年2月5日~2018年9月18日
- Sitecore
- Sitecore8.2
- インフラ情報
- AWS
プロジェクトの目的
今後マーケティング機能を活用するため、マーケティングに強いSitecoreへ移行することを目的としました。
プロジェクトのポイント
ポイント1:メンバー間でのコミュニケーションの重要性
東洋大学とその付属校を含めて5サイトの既存CMSをSitecoreへ移行するプロジェクトでした。
日英併記(日本語コンテンツと英語コンテンツを両方表示する)という実装事例がない仕様がありましたが、早期にメンバー間で設計・レビューを行い・実装のレビューも十分に行うようにしていたため、手戻りが少なく比較的短い期間で実装が完了しました。
ポイント2:将来の運用を考えた効率的なコーディング
このプロジェクトでは、ほとんどのパーツは移行後も流用するものの、ヘッダー・フッターをよりユーザ中心の設計に見直してデザインするというタスクが有りました。
このような部分的なリニューアルをするうえで大切なのは、既存のデザインコンセプトを読み解くということ、そして既存のコードにあわせてマークアップするということです。様々なページを分析しデザインの要点を掴むことで、リニューアルされてもユーザに違和感を感じさせず使い勝手の良いヘッダー・フッターを設計しました。
また、マークアップについても既存のコードを分析し、既存のルールを守りながらも、影響範囲を最小限に留め保守性の高いマークアップを実現しました。
ポイント3:日英併記対応
東洋大学様は、文部科学省が定めている「スーパーグローバル大学創成支援」に入っており、WEBサイト上で日本語・英語の他に両言語を表示させる日英併記ページが必要でした。
日英併記ページは日本語バージョンと英語バージョンそれぞれに入力されている情報を取得し、表示するという方法にしたのですが、Sitecoreでは言語を持つ必要があったので、Japanese、English、Globalの3種類の言語バージョンを作成しました。
社内でも英日併記は実績が無かったので、社内メンバーと何度も議論し、表示スピードやSEO、Sitecoreでの実装方法など様々な方面から検討し、実装しました。