アガサ株式会社様
日本/北米/ヨーロッパの各拠点から統一されたブランドの発信を行えるWeb基盤構築
- 業種
- 病院・クリニック
- タグ
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Webアプリケーション開発Webサイト構築Web機能開発Web基盤開発CMS構築多言語・グローバルサイト構築
課題と成果
- 課題
- 日本語・英語・フランス語の3言語で統一された仕様と基盤を整備し、ユーザーがブラウザ設定に応じて適切な言語でコンテンツを閲覧できる多言語サイトを構築したい
- 成果
- ブラウザの言語出し分け機能により、ユーザーが言語を切り替えることなく自動的に適切な言語でコンテンツを閲覧できる環境を実現、コンテンツ、CMS、インフラをLYZONが一括して管理することで、拠点ごとの運用効率と安定性を向上させるとともに、「Agathaブランド」のグローバル発信を円滑に実現しました
- 課題
- 各拠点で異なっていたサイト構造やデザインを統一し、ブランドイメージの一貫性・信頼性を高めたい。また、独自性と業界における専門性を表現できるデザインに刷新したい。
- 成果
- 拠点ごとに異なっていたサイト構造やデザインを整理・統一し、Drupalのパラグラフタイプを活用してレイアウトを標準化しました
- 課題
- 部署ごとに適切なコンテンツ作成・承認・公開フローを設定し、効率的かつ安全な運用を行いたい。
- 成果
- ワークフローのカスタマイズとステータス変更時に自動で通知メールを送信する仕組みを導入することで、部署ごとに効率的かつ一貫性のあるコンテンツ作成・承認・公開プロセスを確立
プロジェクト概要
各地域で独自に運用されていたウェブサイトを、グローバルで統一されたブランド表現・情報発信が可能なプラットフォームへと再構築することが求められていました。
本プロジェクトでは、グローバルスタンダードに対応したコーポレートサイトを構築するため、デザイン制作とCMS構築を組み合わせ、効率的かつ一貫性のあるサイト運用を実現しました。
- プロジェクト規模(ページ数)
- 約680ページ
- プロジェクト規模(人月)
- 12人月
- 協力会社(デザイン作成会社)
- 株式会社LIFE PEPPER
- プロジェクト期間
- 2024年9月~2025年5月
- Drupal
- バージョン10.4.3
- インフラ
- Cloudflare/Xserver
日本語・英語・フランス語の3言語で「Agathaブランド」をグローバル発信
デザインは別ベンダーが担当し、コンテンツ、CMS、インフラをLYZONが一括して管理することで、「Agathaブランド」のグローバル発信を円滑に実現しました。日本語・英語・フランス語の3言語に対応したドメイン別サーバーを構築し、Drupalによる効率的な多言語管理を行うとともに、ブラウザの言語設定に応じて自動的に適切な言語を表示できるモジュールを導入し、ユーザーがスムーズに各国向けのコンテンツへアクセスできる環境を整備しました。
この結果、多言語コンテンツの更新・運用効率が向上し、サイト運用の工数削減と安定性の向上を実現しました。
また、自動言語切り替えによりユーザー体験が改善し、グローバルで一貫したブランド発信を可能にしました。
ブランドイメージの一貫性・信頼性を向上
拠点ごとに異なっていたサイト構造やデザインを整理・統一し、Drupalのパラグラフタイプを活用してレイアウトを標準化しました。別ベンダーによるデザイン制作を通じて、フリー素材感を排除し色やトーンを統一することで、ブランドイメージに一貫性を持たせつつ、各拠点のニーズに応じた柔軟なレイアウトとオリジナリティのある表現を実現しました。さらに、顧客導線を再設計することで、コンテンツ間のつながりとユーザー体験を強化しました。
ページレイアウトの標準化と柔軟に対応可能なパラグラフタイプの作成により、各拠点が独自のコンテンツを容易に作成しつつ、3拠点間で統一感のあるサイト運営を実現しました。さらに、オリジナリティのあるデザインと再設計した顧客導線によって、ソリューションや製品間のつながりを強化し、CVポイントをより明確にしました。
ワークフローの設定で、効率的かつ安全な運用
部署ごとに効率的にコンテンツの作成・承認・公開が行えるよう、コンテンツの種類や運用フローに応じてワークフローをカスタマイズしました。加えて、ステータス変更時に自動で通知メールを送信する仕組みを実装することで、承認プロセスの可視化と業務効率化を実現しました。さらに、各ロールごとに編集・承認・公開可能なコンテンツタイプを制限することで、誤って編集・承認・公開を行うことがない安全な運用体制を構築しました。
標準化されたワークフローと通知機能により、各部署で効率的かつ一貫したコンテンツ作成・承認プロセスが確立されました。
これにより運用の透明性とスピードが向上し、コンテンツ公開までのプロセスが安定するとともに、全体の運用品質も向上しました。