デジマは「順番」で決まる:90日で迷いを消すロードマップ

Web制作・開発
2026.01.20
LYZON編集部

「とりあえず広告」「とりあえずSEO」。気づけば施策が増えているのに成果は伸びない——。そんなときに必要なのは、努力ではなく順番です。デジタルマーケティングは、正しい順番で組み立てるだけで、少ないリソースでも成果の再現性が上がります。
本記事では、現状整理から改善までを90日で回すロードマップとして提示し、社内で説明しやすい形に落とし込みます。

目次

    90日ロードマップの考え方:いきなり増やさない

    成果が出ないときにやりがちなのが「施策を足す」ことです。しかし入口だけ増やしても、比較材料や育成が不足していれば、無駄打ちが増えます。

    このロードマップは、整理→仮説→最小実装→改善の順で、最小構成で成果が出る型を作ることを目的にしています。

    0〜2週:現状把握

    数字の棚卸し(チャネル別に分ける)

    まずは流入、CV、商談、受注を、できる範囲でチャネル別に整理します。完璧な計測がなくても、現状の傾向が見えれば十分です。

    • 広告:クリック→CV→商談の歩留まりは?
    • SEO:流入は増えているが、どのページが商談に寄与している?
    • SNS:指名検索や再訪に効いている?

    言葉の棚卸し(誰が、何で、決めるのか)

    BtoBでは決裁構造が成果に直結します。現場担当、決裁者、IT部門など、誰が何を不安に思い、何を根拠に合意するのかを整理します。

    失注理由トップ3を確定する

    「価格」「比較で負ける」「稟議で止まる」など、失注理由をトップ3に絞ります。ここが決まると、次に作るべきコンテンツが決まります。

    3〜6週:勝ち筋仮説

    次に、施策を役割で分解します。ポイントは「獲得」と「育成」を分けること。

    獲得:広告・SEO・SNS・ウェビナーなど入口を作る施策
    育成:比較・検討を進める施策(事例、FAQ、メール、資料)

    仮説の例:「問い合わせ数はあるが商談化率が低い→比較材料不足が原因→事例と選定ポイントを強化し、相談導線を統一する」。

    7〜10週:最小実装

    1)刈り取り導線(相談の入口を整える)

    まずは相談に至る入口を整えます。LPとフォームがあるだけでなく、「誰に向けて、どんな相談ができるのか」が伝わる構成にします。

    2)比較・検討コンテンツ(判断材料を揃える)

    BtoBで強いのは、事例、FAQ、選定ポイント、料金の考え方、失敗回避。ここを最小限でも用意すると、広告やSEOの効率が大きく改善します。

    3)育成導線(接点を活かして相談へ)

    すぐに相談に至らないユーザーに対しては、メールや継続フォローで検討を前進させます。

    11〜12週:改善

    追うべき指標はPVやCVだけではありません。MQL率、商談化率、失注理由の変化を見て、ボトルネックを潰します。

    改善の例:
    商談化率が低い
    → 相談前の不安(費用感・進め方・対応範囲)が解消されていない/相談の期待値が揃っていない
    → LPで「相談で分かること(成果物)」と「対象者」を明示し、事例・FAQ・進め方ページをセットで提示する。

    90日で迷いを減らし、再現性を作る

    2週で棚卸し、4週で仮説、4週で最小実装、2週で改善。この順番で回すと「次の一手」が明確になり、社内合意も進みます。ロードマップは一度作ると、四半期ごとに更新して運用できます。

    LYZONでは、現状の数字・失注理由・体制をヒアリングしながら、

    • 90日で何をどの順番でやるべきか
    • KPIの置き方
    • 最小構成で回る相談導線の作り方

    を整理し、90日ロードマップを貴社版に落とし込むところから伴走できます。
    お気軽にお問い合わせください。