社員の自走力を向上させるLYZONの「コンセプト確認会」とは ?
LYZONでは今年度から「コンセプト確認会」として、会社の原理原則の再確認とともに、メンバーの自走力を高めるための取り組みを開始しました。
目次
取り組み開始の経緯・目的
LYZONの社員数は年々増えており、2023年時点で133名となりました。
人数が増えるにあたり、より多くのプロジェクトを進めることができるようになり、様々な社内のコラボレーションが増えています。
その一方で、判断基準や考え方が人によってばらつきが出始めるようになりました。
そこで、LYZONとしての原理原則や、仕事をするうえで重要なテーマに対して、社員が同じ認識をもって取り組めるようにするため、「コンセプト確認会チーム」を発足し、活動を開始しました。
コンセプト確認会の進め方
テーマの選定
まずコンセプト確認会チームで会社の原理原則、仕事をするうえで重要なテーマをいくつか選定しました。
■第1回
仕事の振り方・振られ方
- 仕事の振り方
- 仕事の振られ方
- 任せ方、権限委譲の流れ
■第2回
問題解決
- 問題解決のアプローチ方法
- エスカレーション
■第3回
2023年3ポイント
- コスト意識
- スピードの重要性
- 育成のための適切なストレス
■第4回
コストと品質
- 見積もり問題
- 契約管理、スコープの問題
- 品質に対する考え方
■第5回
仕事の基本について
討論会の実施
選定されたテーマごとにチーフメンバーを数名抜粋し、そのテーマに対して対面で討論会を実施しました。
テーマに対して、以下の内容をチーフが事前に準備したうえで討論を行いました。
- 自分が悩むこと。判断に躊躇すること。LYZONやチームメンバーの課題だと思うこと
- このテーマについて自分が思う伝えたいこと
- このテーマについてうまくいった具体例
- このテーマについて失敗した具体例
討論を進めていく中で、あれはどうだった、いやこう思う、など実体験に伴った様々な意見がその場であげられました。
討論内容の整理とメンバーへの展開
討論会内で出た意見や方向性をコンセプト確認会チームが整理し、資料化しました。
その資料を用いて、ますチーフ18名に対して内容説明を実施しました。
そして、そのチーフ18名から各チームメンバー数名に対して説明・対話を実施することで、メンバー全体への浸透を図りました。
チーフ中心で討論や説明を実施する形をとり、よりメンバーに近いチーフが正しく共通認識を持つことで、日頃のコミュニケーションを通じて、チーフや各メンバーが密なフィードバック、認識合わせを実施できることを目標としました。
実施してみて
まだ取り組み中ではありますが、各チームの中でも討論がなされ、チーフの中からも一定の気づきがあったという声が上がってきています。
一朝一夕では定着するものでもないため、現時点で何か目に見える成果はまだ上がっていませんが、今後も定期的な開催や運用整理についても取り組んでいきたいと考えています。
日頃の中でフィードバックや認識合わせの量が増えること、またそれらの活動が活躍できるメンバーの増加につながることを期待しています。
2014年入社。主にWebサイト構築や運用を担当。
野球、サッカー観戦が好き。
スプラトゥーンをよくやる。