こんにちは。デザイナーの平田です。
LYZONでは今年から社内の制度として「クリエイターの時間」を導入することになりました!
というわけで、この記事では「クリエイターの時間」について紹介したいと思います。

「クリエイターの時間」とはどんな制度なのか?

クリエイターの時間は、空いた時間を業務外の自主的なプロジェクトに充てることができる制度です。
この制度の導入によって、個人またはチームで自主的な学習や開発、職場環境の改善などに空いている時間を充てられるようになりました。

これまでもLYZONでは、業務の空き時間を使って業務に関わる学習をしてもよい環境でした。
しかしクリエイターの時間を利用すれば、より個人の自由な発想に時間を割くことができ、活動内容を社内で共有する仕組みによって個人の中で完結させずに、会社の知識として蓄積させていくことができます。

外部のセミナーや展示会への参加、業務に関わりのなかった技術の研究・開発、コワーキングスペースでの作業なども可能です。

制度を利用するには活動内容を上長に申請し承認を得るといった手順は必要となりますが、 ひとりひとりの社員ができることの幅が広がって嬉しいですね。
特に普段外出しない職種の社員も、「自主的なプロジェクトで外出できる」というのは大きなポイントです。
メンバーの自主性やモチベーションの向上に繋がりそうです。

制度ができるまで

社内では部署ごとにモチベーションアップの取り組みを定期的に行っています。「クリエイターの時間」はこの活動の中で、デザイナー3名のチームから提案しました。

Web業界は絶え間なく新しい技術生み出されているので、”新しい試み”を積極的に挑戦していく環境がとても大事です。
普段の業務に追われルーチンワークになりがちではもったいないので、個人のやりたいことを尊重し、新しい技術や知識を社内に取り入れる機会が増えるようにと見込んでこの制度を考案しました。

クリエイターの時間はGoogleの「20%ルール」をもとにアイデアを得ましたが、 そのままでは導入のハードルが高かったため、業務に支障がでないよう慎重にルールを考えました。
制度を使う上でのメリット・デメリットや起こりそうな問題点なども考慮し 検討を重ねた上で、企画を役員に提案した結果、試験導入することができました。

試用期間を設けて実際に使ってもらった

ルールが決まったら、まずは実際に制度を使ってもらいアンケートを取ることにしました。
昨年の9月から12月までの間に試用期間を設け実施したところ、 最終的なアンケート結果で多数の賛成が得られ、無事導入することができました。

制度を利用した人は各々やってみたかった技術の勉強や、イベント参加などに取り組めたようです。
利用例としては、「セッション観覧」や「npmパッケージ開発」、「AI/ALifeを動かしてみる」などがありました。
ちなみに私はこの制度を使ってInDesignで名刺作成の効率化をすることができました。

試用期間ポスター

今後に期待!

できたばかりの制度でまだまだ改善したい点はありますが、まずは新制度を正式に導入することができてよかったです。
社内でどんどん活用していただき、会社にとってもメンバーにとっても役立てば嬉しいです。
今後は段階を踏んで、より使いやすい制度に改善されていければと思います。

平田

平田 Webデザイナー

UI/UXにこだわるWebデザイナー。
コーディングを想定してデザインしていくのが得意。
2018年入社。 健康オタク。