Webメディアの重要性は年々増加している

2000年~2019年に普及したインターネットで、消費者の商品・サービスを購入する時の判断方法が大きく変化しています。

例えば1冊の本がほしいと思ったときに、以前までは知人にオススメを聞いたり、書店で店員さんに説明してもらったり、あくまで情報を仕入れるルートはRealがメインでした。
しかし近年、ユーザーの情報接点はRealからWebへと移ってきています。
今後10年において、Webメディアの重要性はますます高まっていくでしょう。

そしてそれは、企業戦略においても例外ではありません。

例えばユニクロ事業を展開するファーストリテイリングではEC化に本腰を入れており、2018年10月に国内EC倉庫をDAIFUKUと提携し物流機能を強化したり、2018年度中期経営計画で、2022年度までにEC化率を9%から18%へ強化すると発表するなど、今後のEC戦略の強化を大々的に打ち出しています。

また広告業界でも 2018年には世界の総広告費に占めるデジタル広告費の割合は38.5%となり、初めてテレビ広告費の35.4%を 上回る見込みとなっており、その割合は2019年には41.4%、2020年には43.8%とさらに伸長していく見通しです。

「うちはリアルの購買がほとんどだから」は危険!?

情報の接点がWebに移ってきていることに加え、消費者の購入判断の変化も見逃せません。
近年、消費者の購入判断の基準もネットに求める割合が増えてきています。

上記の本で説明すると、これまで知り合いからの評価や、店頭での立ち読みで商品を購入するかどうか判断していた消費者が、今はネットでの評価、SNSでの口コミなどで購入判断をするようになってきているのです。

つまりどういうことかというと、店頭での営業の効果が薄れ、ネット上でのプロモーションが必要になってきているということです。

「うちはリアルの購買がほとんどだから、ネットは二の次」という考えは、今後ますます通用しなくなるでしょう。

営業手法の変化から、サイトのあり方について考える

これまでのことから、消費者の動向が大きく変化しており、これまでと同じやり方では通用しないということがわかるかと思います。
では、それによって企業はWebサイトにどのような変化が求められていくのでしょうか。

Realの営業がプロダクト営業(商品をアピールして提案)から、ソリューション営業(その商品でどんな問題が解決できるかを提案)へと変わり、そしてどこでも情報が手に入り、モノが買える現在、ソリューション営業からインサイト営業(何故その問題を解決する必要があるのかを提案)へと、営業手法も変化してきています。

この動きがWebでも求められており、従来の商品ページ、ソリューションページに加え、インサイト営業の役割を持った啓発ページの 必要性が高まってきています。
お客様が気づいていない問題点、それも解決したときに価値のある問題点を提案し、その為の手段として商品の価値を最大限押し出す。
今多くの企業のWebサイトでは、こうした意図をもって作成されたオウンドメディアページが増えてきています。

サイトコアでできること

消費者の購買行動が、RealからWebへと移り、企業は情報を求めているお客様にネットを通じた適切な情報提供が必要となりました。

サイトコアであれば、パーソナライズやレコメンドの機能が充実しており、お客様の閲覧履歴や検索ワード、IP情報などから、お客様に絞り込まれた特定の情報のみを表示することが可能です。
多くのMAツールがイベント単位でのキャンペーン設定しかできないのに対し、サイトコアであればCMSで管理しているコンテンツ全てを条件によって出し分けることもできます。

パーソナライズができるツールという意味では、サイトコア以外にもツールは様々ございますが、パーソナライズが当たり前になっている欧米でもっとも実績のあるツールはサイトコアです。
その理由は、MAのツールと比較したときにもサイトコアが非常に高い機能性を有しているからに他なりません。

LYZONは、お客様が求めているWeb戦略をサイトコアを用いて形にしていきます。
豊富な実績と、培ってきたノウハウでお客様に最適なご提案をさせていただきます。

サイトコアが良くわからない、何ができるのかもっと知りたい、という方も是非お気軽にご連絡ください。