SEOやCVRにつながるCDNとは?

Web制作・開発
2024.06.07
金子
Webディレクター

こんにちは!
2023年入社、WEBディレクターの金子です。

去年の4月に新卒で入社して1年が経ちました。2年目ではより多くの知識を付けて、一人前のディレクターになれるように精進していきたいと思っております。
ところで皆さまCDNをご存じでしょうか。聞いたことがないなんて人も多いのではないのでしょうか。私も最近までは知りませんでした。
最近CDNについて、先輩方から教わる機会がありましたので、この記事を書かせていただきます。

CDNとは?

CDNはContent Delivery Network(コンテンツ デリバリー ネットワーク)を省略した言葉です。実は皆さんが見ている大企業などのサイトの多くはCDNと呼ばれるシステムが取り入れられています。

CDNを例えるならば、「人気店をチェーン展開する」といったイメージです。人気店が1店舗の場合、人が集中し食べられないお客さんが出てきますよね。チェーン展開することによって人の集中が分散し、より多くのお客様に料理を届けることができます。CDNも一緒で、導入していない場合だと一つのサーバーにユーザーのアクセスが集中し、ページの表示速度が重くなりますが、CDNを導入することによってサーバーを分散させてページの表示速度を上げることができます。下の図はCDNを図解したものです。

  • オリジンサーバーとは:大元となるサーバー
  • キャッシュサーバーとは:オリジンサーバーに代わってコンテンツをユーザーに配信する

イメージはつかめましたでしょうか。いわゆるCDNとは大元のサーバーの負荷を減らすための、分散型システムです。
表示速度の向上以外にもDDoS攻撃の対策が出来る、オリジンサーバーの負荷を軽減させる事がメリットとして挙げられます。

SEOやCVRへの影響

CDNを取り入れる事でのメリットをSEO(検索エンジン最適化)とCRV(コンバージョンレート)の観点から紹介します。

  • ページの表示速度の向上
    SEO 検索エンジンのランキングアルゴリズムに置いてページの表示速度は重要です。ページのロード時間が短縮される事により、SEOの評価を上げる事が出来ます。
    CVR ユーザーが快適にサイトを利用できるため、サイト上での滞在時間が長くなり、離脱率が低下します。これにより商品購入やサービス利用に繋がりやすくなります。
  • サイトのダウンタイム減少
    SEO CDNはオリジンサーバーの負荷を軽減させるため、サーバーのダウンタイムを減少させる事が出来ます。サイトがダウンしている時間が少ない事はSEOの観点としても評価が高いです。
    CVR コンテンツが常に安定して表示される事はユーザーに対して信頼性をアピール出来ます。
  • 地域的、環境の最適化
    SEO CDNは地理的に分散したサーバーを持っているので、グローバルなユーザーに対しても高速なコンテンツの配信を可能にします。
    CVR モバイルデバイスからのアクセスが多い現代において、CDNを利用する事でモバイルユーザーに対しても高速なコンテンツ配信が可能になります。
  • CDNのデメリット

    1. 古い情報が表示されてしまう
      キャッシュされたコンテンツは設定された有効期限が過ぎるまで更新されません。そのためコンテンツが更新されても、有効期限内であれば古いコンテンツがユーザーに提供され続けます。 情報が更新されない、ページの表示がおかしいと感じた時は「ctrl+shift+R(Chromeの場合)」を押してキャッシュクリアしてみてください。大体はこれで解決すると思われます。
    2. アクセスログの取得が難しい
      CDNを利用するとコンテンツの配信はオリジンサーバーではなく、キャッシュサーバーから行われる事が多くなります。そのため、アクセスログはオリジンサーバーではなくキャッシュサーバーに記録され、情報の取得を難しくする主な理由です。
    3. 費用がかかってしまう
      CDNはトラフィック量(データ転送量)や帯地域の使用料、高性能なインフラの維持費がある為、コストが高くなってしまいます。CDNを効率的に利用するには、必要な機能やサービスを把握して適切なプロバイダーとプランを選択する事が重要になります。

    最後に

    CDNはセキュリティ対策として利用されるほか、ページの読み込み速度を高速化することでSEOやCVRに寄与します。
    さらに、AzureやAkamaiなどの有名なCDNサービスの他にも多くのサービスが存在します。それぞれのサービスには特徴があり、導入することで得られる利点も異なるため、CDNを導入する際には慎重な検討が必要です。