【新人研修】サイト構築してみた!

カルチャー
2021.10.15
佐々木
Webディレクター

こんにちは。2021年入社のWebディレクターの佐々木です。

システムエンジニアから転身、未経験のWebディレクターとして今年4月にLYZONに入社しました。
入社から様々な研修を受けさせてもらい、なんとか今を生きています。

LYZONでは毎年4月から独自の新人研修が行われています。
ビジネスライティングや議事録の書き方などの社会人としての基礎知識から、Sitecoreのサーバ構成やHTMLなどの専門知識まで幅広く用意されており、毎年、その時々にあったカリキュラムが組まれます。

今年の目玉は、ほとんど新人だけで実際にサイトを作ってみる「サイト構築研修」なるもの。今回はこの研修を終えての感想を書いていきます。

目次

サイト研修について

サイト構築研修は、新人のディレクター・エンジニア・デザイナーが2チームに分かれて、「社内研修動画を集約・閲覧できるサイト」という共通のテーマでそれぞれ一からサイトを構築するというもの(デザイナーの対象者は今回いなかったため、先輩社員の方にそれぞれ入っていただきました)。
教育担当の方からはざっくりとした各工程の期間や成果物の納期だけしか提示されず、仕様検討やデザイナー・エンジニアへの作業依頼などをWebディレクターとしてすべて自分たちで担うこととなります。

研修の目的は、勿論、サイト構築の全工程を経験することですが、なんと両チームが作ったサイトは、LYZON社員全員に見てもらったうえで投票してもらい、得票数の多かった方を社内の研修動画閲覧サイトとして今後運用していくとのこと。両チームのやる気もこれでばっちりです。

出来上がったサイトはこちら!

Aチーム
Bチーム

同じテーマでも全然違うものができますね!
ちなみに私はBチームでした。

やってみて思ったこと

違う職種とのコミュニケーション

とにかく感じたのは、デザイナー・エンジニアとの連携の難しさです。
決まった仕様、変更となった仕様をどう伝えていくかや、何か検討が必要となった課題に対して誰までを対象に議論するか、それぞれの進捗確認はどれくらいの頻度で行うか・・・などなど、考えることがとても多くあったな、と思います。

そのため、まずはコミュニケーションをとっていくためにも、週2~3回進捗状況の報告を含めた情報共有の場を設けチーム全員の意識統一を図りました。

Webディレクターのやりがい

この研修を受けて一番に感じたのは、ディレクターの楽しさでした。

  • 仕様を検討する
  • タスクを洗い出す
  • タスクを割り振る
  • 進捗を管理する

このように、常にプロジェクト完了までの筋道に常に存在し続け、すべての人とかかわって完遂させる充実感は他にないのでは、と思います。
慣れていけば、要件を満たしつつも、自分好みのサイトにしちゃうこともできるかも・・・?

チームメンバーからひと言

同じBチームで一緒にサイトを作ったWebディレクターお二人にも、感想を聞いてみました。

栗原

サイト構築の全体的な流れを、短期間のうちに経験させてもらえる本研修。この研修に参加さえすれば、WEBディレクター未経験で入社して、いきなり実案件でタスクを振られたとしても、「何をする作業なのか」のイメージしやすいのではと思います。僕自身、「あっ、これ構築研修でやったところだ!」という吹き出しが脳内にポップアップすることが何度かありました。

石田

本研修で「ターゲット設定の大切さ」を学びました。「誰に向けたサイト」かを意識することで、サイトにとって必要な機能や仕様を取捨選択することが容易にできました。この学びをこれから実案件に活かしていきます。

まとめ

サイト構築研修を終えて、Webディレクターとして一から自由に構築ができたことはとても貴重な経験だったと思います。

また、どんなプロジェクトに対しても言えますが、課題に対してどんな施策をとり、それが良かったのか悪かったのかなど、きちんと振り返ることで確実な財産となるので、必ず実施し、今後の業務に活かしていきたいと思います!